相続チーム連載「遺品整理の際の注意点①」
│ 新発田事務所, 新潟事務所, 燕三条事務所, 長岡事務所, 上越事務所, 相続, 東京事務所, 長野事務所, 高崎事務所
相続チームの連載コラム『遺品整理の際の注意点』が始まりました。全3回の連載です。
誰にでも関係のある遺品整理についての記事ですので、ぜひご一読ください。
遺品整理が注目されています。
「遺品」は、故人が残した物品全般を指します。
遺品整理(処分)サービス業への需要の背景には、高齢者の「孤独死」(孤立死、独居死)の増加が関係しています。
「孤独死」とは、社会的に孤立した人が、誰にも看取られることなく死亡することです。
近年、核家族化に伴う高齢者の単独世帯及び夫婦世帯の増加、高齢者の社会的孤立、セルフ・ネグレクトといった素因が揃い、高齢者の孤独死が増加する傾向にあります。
以前は、亡くなった故人の遺品は、親族によって受け継がれたり、処分されることがほとんどでした。
しかし、前述の素因から、親族関係が希薄化してしまい、人の死の主体が、地域→家族→個人へと狭まって、負担軽減を目的とした遺品整理(処分)サービス業への需要が高まっています。
また、特殊清掃と一緒に依頼されるケースもあるようです。
さて、遺品整理の際に注意いただきたいのは、各種法規との関連です。
テレビやエアコン、冷蔵庫、洗濯機など家電製品の処理に関しては、「家電リサイクル法」が、その他家財(廃棄物)の収集運搬に関しては、「廃棄物処理法」が関連しています。
特に見落としがちなものは、廃棄物処理法との関連です。
家財は、一般廃棄物であるため、産業廃棄物として扱うのは違法です。
…続きは、一新総合法律事務所 相続問題特設サイトをご覧ください。