CASE

解決事例

2025/10/13

交通事故

右手関節の可動域制限(12級6号)の事案で後遺障害逸失利益の増額に成功した事例

交通事故

当事務所の弁護士が受任し、解決した交通事故の事例をご紹介いたします。

事故の概要

事故の状況についてです。

項目依頼者の状況
年代40代
受傷部位腕・肘・手
事故当事者自動車同士の事故
事故類型出会い頭衝突
後遺障害等級(依頼時) 12級6号
後遺障害等級(解決時)12級6号
当初提示額 約400万円
解決額 約700万円
増額約300万円

弁護士に依頼した理由

被害者は、車対車の出合い頭事故により、右橈骨遠位端骨折(右手首の骨折)のけがを負いましたが、事故直後より、加害者側の保険会社の対応に不満があるということで、受任に至りました。

弁護士のコメント

被害者には、後遺障害として右手首の関節の可動域制限が残存し、後遺障害等級12級6号と認定されました。

主な争点は、後遺障害逸失利益の金額でした。

加害者側保険会社は、特に根拠もくなく逸失利益に関する労働能力喪失期間を10年に限定して計算をしていましたが、本件は可動域制限であり、労働能力喪失期間を制限する根拠はありません。

粘り強く交渉し合計で300万円以上の増額となりました。