入所3年目の弁護士に聞いてみました

司法修習期は６９期ですね。

下山田弁護士： そうですね。あっという間に２年です。

東京三会説明会に来られましたよね？

下山田弁護士： はい。地方の新潟から、一新総合法律事務所(当時は新潟第一法律事務所)が説明会に参加するのを知り、ブースを探し、一番乗りしました。

そういえば、当初は検察志望と言っていましたね。

下山田弁護士： 中学生の頃から、検察官になりたくて、法学部を目指して勉強していました。
学部時代は法律相談部に所属していたので、法律相談を受けるのは大変だなぁ、というイメージを持っていました。

一新総合法律事務所をもともと知っていたのですか？

下山田弁護士： 法律相談部主催の相談会に、オブザーバーとして一新総合法律事務所の弁護士が何名か参加していたため、話をする機会がありました。
その頃から、新潟で一番大きい事務所という認識はありました。

結局、検察ではなく、弁護士を選んだのは？

下山田弁護士： これは話せば長いので、飲んだときにでもゆっくりと(笑)。でも結果的には満足しています。刑事法以外の自分の法律知識も役立てられますしね。

出身は福島ですよね。

下山田弁護士： いわき市です。新潟は大学時代に初めて来たのですが、１年生の冬に大雪が降って、これか～！と思いました。いわきはほとんど雪が降らないですし、冬も晴れていることが多いので、最初は戸惑いました。

それでも結局就職する際に新潟に戻ったのはどうしてですか。

下山田弁護士： 新潟には学部時代の知人が多いので、新潟に戻っても良いかなと思ったのは確かです。
　ただ、新潟に戻りたかったというよりは、この事務所に入りたかったという気持ちが大きいです。
一新総合法律事務所には、新潟県内だけではなく、東京にも支所がありますし、今年は長野にもできました。あちこちいけたらいいかなと思って。

支所展開をしていることについてはどう思われますか？

下山田弁護士： 説明会の時に、将来的には関東にも支所を開設する予定があると聞き、地方でそれほど展開している事務所はないので、とても魅力を感じました。

弁護士になってみてどうですか？

下山田弁護士： 揉めていることに対して一区切りつけて、前に進ませてあげられる仕事はそうないじゃないですか。なんかいいですよね。
私自身、実は揉め事があまり好きじゃなかったりするんですけど(笑)。

先輩弁護士とはよく話をしますか？

下山田弁護士： 直接話をする機会は少ないかもしれないですね。だから所内SNS(※SalesforceのChatter)を利用して報告や相談をするようにしています。
先輩弁護士たちは忙しい中でも、レスポンスがすごく早いので、とても助かります。一人で長時間悩むことは本当に少ないですよ。
(※ Salesforce…クラウド型顧客管理システム)

Salesforceは便利ですか？

下山田弁護士： 情報共有がしやすいので、かなり便利です。所内だけではなく、顧問先とのやりとりも記録として残りますし。今やこれがないと仕事が進まない感じです。

企業法務チーム２年目ですが。

下山田弁護士： 新潟で名だたる会社（主に顧問先）の相談に立ち合うこともあり、緊張しますが、本当に勉強になります。メールや電話の相談に直接対応することも増えて来ました。１年目と違うのは、仕事量と自分で判断する場面が多いことでしょうか。

研修体制はどうでしょうか？

下山田弁護士： 入所して間もないので所内の研修にはまだ数回しか参加していませんが、２年目の研修は、自分が直接関わった業務の振り返りにもなり、とても良かったと思います。
みんなで集まってDVD研修を視聴したり、外部講師による研修も１年に数回あります。地方の事務所で、所内研修をこんなにたくさんやっているところは、他にはないのではないでしょうか。

新潟だけではなく東京で開催される研修にも何度か行かせていただきました。研修や新しいことを学ぶことに対し、とても力を入れている事務所だと思います。