1/27 「相続・生前対策セミナー」を開催いたしました!
1月27日、新潟市中央区にあるクロスパルにいがたにて、「相続・生前対策セミナー」を開催いたしました。
講師は本来、弁護士 海津諭が務める予定でおりましたが、新潟県内の大雪の影響で、会場に来られないというトラブルが発生したため、急遽、同じく相続チームに所属の弁護士 吉田明恵が講師を務めることとなりました。
セミナー振り返り
「いずれ遺言を書かなきゃと思っているけれど、まだまだ先の話だ」などとお考えではありませんか?
確かに、日本人の平均寿命は男性は80歳、女性は86歳と、日本は世界有数の長寿国です。
しかし、健康寿命という視点から考えるとどうでしょうか。
新潟県の健康寿命は、男性が69・91歳、女性が73.77歳(2013年データ)と、平均寿命からみて10歳も若いことがわかります。
病気による後遺症や、認知症などで、遺言を書こうと思ったときには、書けない状況に陥っている可能性もあるということです。
しがたって必要なのは、「早めの対策」です。
配偶者、息子、娘、娘の旦那など…
親族がたくさんいらっしゃる方は、相続を考える際に特に注意が必要です。
「特定の誰かに全部遺産を譲り渡したい」あるいは「誰かには遺産を渡したくない」
そんな思いを抱いている方もいらっしゃるかと思いますが、遺言がなければ、相続人と相続割合が法律により一定に決まってしまいます。
「口頭で伝えた」「メモに残しておいた」では、法的拘束力がないため不十分です。
きちんと法律に基づいて作成した遺言が必要となります。
また、家や土地はどうやって分けるのか、預貯金はどうすれば良いか、などについても、注意点や準備しておくべき事項について解説しました。
本セミナーにご参加いただいたみなさまには、遺言の重要性や、ご自身で作成することの難しさをご理解いただけたのではないでしょうか。
相続についてお困りごとやご相談がおありの方は、一度当事務所までお問い合わせください。