一新総合法律事務所スタッフブログ

運転免許証を所有する新潟市民必見! 2017年9月に運転免許センター古町出張所がオープンしました ②

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前回の記事で、昨年2017年に開所した運転免許センター古町出張所のご紹介をさせていただきました。

 

今回は、免許証更新当日の流れや講習の内容についてご紹介したいと思います。

 

運転免許センター古町出張所は、NEXT21の3Fにあります。

筆者が訪問したのは平日13:30前だったのですが、案内係の方に「免許証の更新で…」と伝えると、すぐに窓口へと案内してくださいました。

 

 

筆者の場合は住所変更も必要だったため、更新連絡書だけでなく、現住所に届いた公共料金の請求書を持参しました。

もちろん、「現住所が証明できる書類」という位置づけですので、住民票でも手続可能です。

 

必要書類を提出し、写真撮影、視力検査を行った後は、講習を受けることになります。

 

別室へと案内され、資料を受け取って席に座ります。

 

※講習開始前に撮影しています。

 

講習開始まで少し時間がありましたので、配布資料に目を通しました。

 

 

交通教本には、交通ルールの基本事項、最近の道路交通法の改正、安全運転のための心構え等が掲載されています。

前回免許証を更新した5年前とは、免許証の車両記載が変更になっていたり(準中型免許の新設)、高齢運転者対策のための規定が整備されているため、交通教本の内容は講習後に改めて目を通しておくことをお勧めします。

 

講習では、上記のような道路交通法の改正の内容を中心として、近年日本でも普及し始めた環状交差点の走り方について、映像を見ながら学びました。

 

道路交通法の改正により、平成26年9月1日に「環状交差点における車両等の特例に関する規定の整備」が施行されています。

 

 

もともと欧米諸国で発祥したこの環状交差点ですが、重大事故発生を抑制する効果が期待されています(実際に欧米諸国では、環状交差点を取り入れてから事故が減ったそうです)。

また、信号機がない交差点のため、災害による停電時に機能がストップしないという利点もあります。

 

あまり見かけないこの環状交差点ですが、新潟県内では、南蒲原郡田上町と新潟市西蒲区角田浜で導入されています。

いざ環状交差点に差し掛かった際、「通行の仕方がわからない!」とならないように、通行の手順を学んでおいたほうが良いでしょう。

 

新潟県内の交通事故件数について

 

平成30年6月28日時点の交通事故発生状況は

・発生件数 1,786件(前年比 -263件)

・死者数    42人(前年比  +9人)

・負傷者数 2,103人(前年比 -355人)

となっています。

※出典:新潟県「交通死亡事故発生」(6月28日現在)

< http://www.pref.niigata.lg.jp/kenminseikatsu/1356830894508.html >(2018年7月4日)

 

事故の発生件数は減少しておりますが、前年と比べると死亡事故は増えているという現状があります。

加えて、上記の死者数は、事故が起きてから24時間以内に亡くなった方の数です。

事故後24時間以上経過してから亡くなった方はこれに含まれません。

交通事故が原因で亡くなっている方は、決して少ないとは言えないのです。

 

筆者自身、講習を受けて改めて感じたことですが、自動車は大変危険な乗り物であり、運転する私たちには最大限の安全に配慮する義務があります。

自動車事故で取り返しのつかない事態を招かないためにも、今一度ご自身の運転を見直してみてはいかがでしょうか。

 

【投稿:崎】

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