一新総合法律事務所スタッフブログ

「50才」

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先日、とある音楽情報サイトをみていたところ、ディスクレビューに「リック・アストリー」のニューアルバムが掲載されていました

 

「リック・アストリー」は、80年代後半のバブル景気真っ最中に「Never Gonna Give You Up」や「Together Forever」が大ヒットして、一世を風靡したイギリスの歌手です(皆さんもこの2曲はどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか)

 

※「Together Forever」

https://www.youtube.com/watch?v=yPYZpwSpKmA

 

私も当時は彼の音楽を聞いていましたが、その後は、あまり名前を聞かず、いわゆる一発屋的という印象しかありませんでした。

 

今回、彼のことを少しネットで調べたところ、彼は80年代後半の成功の後は下り坂になり、一時期子育てのために活動を休止したり、音楽シーンに復帰後も以前のような活躍はできなかったようです。

 

ところが、2016年に発売したアルバム「50」が29年ぶりにイギリスのチャート1位を飾り、見事に復活を遂げていたのでした。

80年代には、有名音楽プロデューサーの曲を歌っていたいわゆるアイドル的な歌手だった彼が、50才になって出したアルバムは全曲自作のものでした(楽器もすべて自分で演奏とのこと)。

 

※ちなみにアルバム「50」の中でも私が特に気に入った曲がこれ。

https://www.youtube.com/watch?v=cc91EfoBh8A

 

若い頃に成功し、その後、落ち目の時期を過ごした後、50才になっても、自分のやりたいことを貫き、結果を出している彼は本当にすごいと思いました。

 

織田信長が好んだとされる有名な言葉に

「人間五十年 下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。」

というものがあります。

 

これは、「人の世の50年は天界の1日にしかすぎず、幻のように一瞬でしかない」という意味で、人生はあっという間に過ぎるので悔いなく生きるべきだということのようです。

 

私は現在46才。リック・アストリーや織田信長のような生き方は真似できませんが、それでも悔いのない生き方をしないといけないなあと思う今日この頃なのでした。

 

【投稿:今】

「となりのトトロ」に魅了された週末

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先週金曜日、テレビで放映されていたとなりのトトロを観ました。

 

日本人であれば誰もが一度は観たことがある名作ですよね。

 

ジブリが大好きな筆者ですが、幼少期に初めてとなりのトトロを観たときは、メイが迷子になり、サツキがメイを探すシーンを「怖い」と感じ、「となりのトトロは怖いアニメなんだ…」と思いました。

 

また、妹の面倒を一生懸命みようとするサツキに対し、勝手にどこかへ行ったり、なんでもかんでも「メイも!」と自分もやりたがってみたりと、わがまま三昧なメイに対し、苛立ちさえも抱いていました。

 

今思えば、二人姉妹の妹という境遇や、自分とどことなく似ているメイの姿に、自分を重ね合わせていたのだと思います。

 

しかし、先日となりのトトロを観た時は、真逆の感情を抱きました。

 

引っ越し先でおばあちゃんに挨拶するとき、恥ずかしさからかサツキの後ろに隠れようとする姿や、「おたまじゃくし」も「とうもろこし」も言えない姿(メイは「おじゃまたくし」「とうもころし」と言います)はなんとも可愛く…。

入院中のお母さんに届けようと、自分の身長の半分くらいあるとうもろこしを抱えて必死に歩いている姿には、涙腺が崩壊しました。

 

また、しっかり者のサツキが「お母さんが死んじゃったらどうしよう」と泣くシーンでは、姉らしく振舞おうと必死だったんだな…と、そんな姿が可愛くもありいとおしくもあり、心に染みました。

 

トトロはもちろん可愛いですが、サツキとメイの愛らしさ、純粋さに心打たれた金曜の夜でした。

 

もちろん、大人になってからとなりのトトロを観たのは今回が初めてではありませんが、歳を重ねるごとに、サツキとメイに対して感じるいとおしさは高まる一方です。

 

いくつになって観ても楽しめて、毎回違った感情を味合わせてくれる。

それがジブリ作品の魅力なのかもしれません。

 

となりのトトロは観たことがある、という方も、ぜひまた時間をおいてご覧になってみてください。

きっと今までとは違った感情を抱くことができると思います。

 

【投稿:崎】

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